不動産投資大百科の一部です。
不動産投資は、果たしてどれくらい有利な投資なのか?
という事を解説します。
不労所得と聞いて、他にどんな物が思い浮かびますか?
不労所得と言うと、文字通り働かなくても得られるお金(所得)の事です。
正確に言うと、不動産投資の場合、完全な不労所得とは言い難いのですが、
その大部分をアウトソーシングできる仕組みが出来上がっているのが、
不動産投資の世界です。
では、不動産投資以外の不労所得を見てみましょう。
◆定期預金(貯金)
これは、いわゆる銀行に預けておく定期預金の利子のお話です。
銀行からの利子は、銀行に預けておくだけで勝手に増えていくので、
まさに不労所得の典型事例と言って良いと思います。
例えば、東京三菱UFJ銀行の預金金利は(H.22.10現在)
これは、この銀行の中でも金利が良い預金商品なんですが、
��0年間300万円預けた時の利率が0.25%…
これは、300万円預けても1年間で7500円(さらに税金が引かれます)
しか入ってきません。
◆日本国債
では、もっと利率の良い金融商品はどうでしょうか?
次の表の国債利回りで、(H.22.10現在)同じ10年間積み立てた場合、
利率は0.9%です。
この場合ですと、上の東京三菱UFJ銀行と同じ条件の300万円を積み立てるとすると、
��年間の貰える額は2万7千円(税金がここから引かれます)になる訳です。
◆他の金融商品
では、他の金融商品は?
では、他の金融商品も比較したいところですが、FXや株は、いかんせん
下がる事もあり得ます。
ですから、比較しがたいので、除外したいですが、一応比較してみます。
債権投資や株式投資も突き詰めて長期で運用すると7%前後のパフォーマンスが
最高だと、株式投資の本に書かれていました。
この条件として、複数の銘柄への分散投資が必須条件になります。
市場規模の拡大とともに、成長する…というロジックです。
では、7%だとすると、300万円預けたとして、年間の報酬額は21万円。
ただ、先ほどもお話ししたように、これはあくまでも所有銘柄が上がればの話です。
ですから、所有銘柄が下がったり、倒産してしまった場合は、株券が紙くずになる
事もあり得る訳です。
◆では、悠々自適な生活を送るには?
ここまで、銀行の預金や、各種金融商品の利回りから見るリターンを見てきました。
おさらいしますと、300万円積み立てて、1年間でリターンが
銀行の定期預金が7500円
国債が2万7千円
株式投資が21万円(リスクあり)
という結果でした。
では、人が悠々自適な生活を送るには、どれくらいの金融商品を買えば良いのでしょうか?
働かなくても良いくらいになるには?です。
まず、人間が働かなくても大丈夫な状態になるには、年間で500万円は欲しいところです。
��00万円の収入というと、税金を考慮して、800万円くらいの税引き前収入は欲しいです。
つまり、上の計算で
三菱UFJのスーパー定期だと32億円の預金が必要です。
国債だと約9億円です。
そして、7%で回ったとして、株式投資だと1億1千4百万円です。
どうでしょう?
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